ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月22日、PlayStation 5向けの次世代VRシステム「PlayStation VR2」(以下、PS VR2)のヘッドセット本体とコントローラーの最終デザインを公開した。
(出典 image.itmedia.co.jp)
本体、コントローラーともに丸みを帯びた形で、同社は「オーブ型」と表現している。「エルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインを重視し、さまざまな頭の大きさの方々が快適にお使いいただけるように検証を重ねてきました」としており、現行のPS VRで評判の良かった重量バランスや頭部の固定構造は踏襲しながら、新たな機能も備えた。
一つは両目のレンズ間距離を調整するレンズ調整ダイヤル。プレイヤーの両目の幅に合わせることで、快適な映像体験を得られるとしている。もう一つは、上面と前面の隙間に設けた通風孔。長時間のプレイでレンズが曇ってしまわないようにしたという。他にもヘッドセットの振動用モーターなど独自の機能を追加しているという。
その他のスペックについては1月に発表済み。片目当たりの解像度は2000×2040ピクセル、フレームレートは90/120Hz。中心視野を高解像度にする代わり、視野の外側を低解像度にする描画手法「フォービエイテッド・レンダリング」を採用する。
今回の発表で同社は「すでにゲーム開発者の方々に開発キットをお届けしています」と明かしたが、具体的な価格や発売時期については言及していない。
2022年02月22日 23時56分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/22/news196.html
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220212-191966
パブリッシャーのWired Productionsは2月12日、LKAが開発し2月24日に発売予定のサイコロジカル・ホラーゲーム『Martha Is Dead』について声明を発表。
本作のPlayStation 4/PlayStation 5版に対し、いくつかのゲーム内要素をプレイできないよう、調整を施したことを明らかにした。
本作についてWired Productionsは、大人だけに向けたナラティブアドベンチャー作品であるとし、人によっては不快に感じる可能性のあるシーンが含まれていると説明。
そうしたセンシティブな描写が存在することについては、ゲーム内では事前に繰り返し警告するようにしているとのこと。
そのうえで同社は、残念ながらPS4/PS5版では、いくつかの要素をプレイできないように調整せざるを得なくなったとした。
この想定外の作業が発生したため、ダウンロード版は予定どおりにリリースされるが、パッケージ版は数週間の発売延期となるそうだ。
なおPC/Xbox One/Xbox Series X|S版については、編集されていない完全なゲーム体験のまま発売するとしている。